SERVICE 02

陸上運送

合理的な輸送手段により、
安全で確実に、かつ効率的に配送いたします。

FEATURE 01

多種多様な車両配備と安全第一の管理体制

陸上運送の拠点は、本社営業所ならびに秋田港運事務所、さらに林業に特化する形できみまち営業所がその役目を担っています。きみまち営業所では原木丸太を輸送するための大型トレーラーやユニック車が配備されています。本社営業所と秋田港運事務所は、あらゆる貨物に対応するため、サイズとしては大型・中型、荷台形状としては平ボディ・ウィング・ダンプ・ジェットパック・ユニック、特殊車両としてはトラクター・40Ft/20Ftトレーラーを擁しています。こうした車両バリエーションにより、長物や重量物の輸送でも多数の実績があります。

ドライバーは、乗車車両、取り扱う貨物、輸送エリアによってチーム分けされており、それぞれの任務に沿った形で熟練度を高めています。またドライバーの管理体制においては、安全マネジメントや健康経営を継続的に推進しています。特にDXの導入により運行ルートの確認や報告作業の効率化を図るとともに、ロッカールームの整備、休憩室やシャワールームの配備等環境改善によりドライバーの負荷を軽減する取り組みに力を入れています。

FEATURE 02

3PL・モーダルシフト・産業廃棄物への対応

陸上輸送に不可欠な業態が倉庫です。当社では秋田港・能代港での港湾荷役サービスに付随する保税倉庫や主に秋田米の輸送用に使用している定温倉庫を有しています。陸上運送サービスでは、物流の設計から実行までを包括的に受託する3PL(サード・パーティ・ロジスティクス)により、荷主様に対して物流コストの削減や効率化というメリットを提供する手法が用いられます。当社でも、自社の陸上運送に倉庫保管、JRコンテナを活用したモーダルシフト、さらに現地のトラック輸送各社とロジスティックス体系を結んでのシームレスな配送を実現するなど、合理的な物流ソリューションを展開しています。

また、長距離輸送等で復路の荷役を獲得するという観点から、産業界のエコシステムの一貫を担うべく、首都圏から産業廃棄物を預かり、北東北の処理場に運ぶ業務も行っています。東北電力能代火力発電所においては、燃焼後発生する石膏(排煙脱硫石膏)を廃棄せず、石膏ボードの原料として再利用するため需要家となる企業に輸送するなど、資源循環にも貢献しています。