一貫物流サービス
陸路と海路、道路と鉄道、保管+加工、特産品のバリューチェーンetc...
最適な物流ソリューションを提供いたします。
融雪剤(特殊用塩)のハイブリッド輸送 <能代港運事業所>
能代港運事業所では、大手商社様からのご依頼により、融雪剤用の特殊用塩の一貫輸送を請け負っています。こちらの事例の特徴は、外航船で運ばれてくる天日塩を陸揚げしたのち、本社敷地内の専用プラントにて粒度・純度を整えるべく加工を行い、その後納品先様の立地次第で、内航船による海路とトラックによる陸路を併用する形で輸送するというものです。
ドレージ輸送&邸別配送 <秋田港運事業所>
秋田港運事業所では、秋田港国際コンテナターミナルから車で5分ほどの距離にある秋田5号倉庫までのドレージ輸送を行っています。秋田5号倉庫内では、デバンニング後の建築資材をお客様からの指示に沿って邸別にアッセンブルし、ユニック車により建築現場まで直接輸送しています。
秋田米の検査・保管・陸運 <本社営業所>
三種町に所在する琴丘第1/第2定温倉庫は主に秋田米等の出荷センターとして機能しています。本社営業所では、ブランド米として名高い秋田米を生産者様から預かり、米穀検査、仕分け、保管、配送までの一連の業務を一貫して行なっています。陸上運輸においてはモーダルシフトに対応すべく、トレーラーによるJRコンテナ輸送を行なっています。
秋田杉の循環型林業 <きみまち営業所>
秋田県が推進する循環型林業のコンセプトは、「伐って・使って・植える」という森林資源の循環利用により、林業・木材産業の成長産業化と森林の多面的機能の持続的な発揮の両立を目指すとされています。森林の多面的機能とは、二酸化炭素の吸収・貯蔵、生物多様性の維持、⼟砂災害の防⽌、⽔源かん養(洪水の緩和、渇水防止、水質浄化等)のことで極めて公益性の高いものです。一方国内の杉の人工林は、半数以上が利⽤期を迎え、若齢林が減少しています。この傾向は全国一の資源量を誇る秋田県も同様であり、このまま森林の⾼齢化が進むと森林資源量・CO2吸収量は減少すると予測されます。そこで重要になるのが植林ですが、杉の立木価格が下落するに伴い、森林オーナーの植林への投資も鈍化しているのが現状です。
こうした中、林業事業を主業務とするきみまち営業所では、森林オーナーから積極的に山林の買取を行い、一方で原木丸太の需要家である製材業への営業活動にも注力しています。実際、国内製材業大手の中国木材様からの委託を受けて選木業務の構内請負を行なっているほか、三種町に設けた専用プラント「バイオマスチップセンター」にて、伐採・集材・製品化工程で発生するロス材を破砕しバイオマスチップ化することで、バイオマス発電の燃料材へと価値付けするなど、循環型林業のバリューチェーンの形成に成功しています。